SUPERSTARとSUPERSTAR II——名前は似ていても、中身は別物。
見た目のアイコニックさはそのままに、素材、クッション、フィット感、すべてが再設計された。
このページでは「何が変わったのか」「なぜ今このモデルなのか」を、
SUPERSTARの歴史とともに紐解いていく。
Chapter 1 — 起源
1965年、adidasは「Supergrip」というバスケットボールシューズを開発した。
スムースレザーのアッパーは、当時主流だったキャンバス素材とは一線を画す快適性を実現。
そして1969年、adidas Franceチームがリブ付きのラバートゥキャップを完成させた。
つま先を守るこの「シェルトゥ」は、バスケットコートで最も酷使される部位を保護する革新的なソリューションだった。
こうして生まれたSUPERSTARは、"カリーム・アブドゥル=ジャバー"をはじめ、
NBAの75%以上の選手が着用するまでに。
adidasは今もそのオリジナルのプロトタイプをアーカイブに保管している。
コートからストリートへ
1986年、Run-D.M.C.が「My Adidas」をリリース。
紐なし・靴下なしでSUPERSTARを履くスタイルは、バスケットシューズをヒップホップカルチャーのアイコンへと変えた。
以来、Pharrell Williams、Beyoncé(Ivy Park)、PRADA、A BATHING APE——
あらゆるジャンルのクリエイターがSUPERSTARとコラボレーションしてきた。
50年以上、スポーツ・音楽・アート・ストリートの交差点に立ち続けるシューズ。
それが"SUPERSTAR"。
Chapter 2 — SUPERSTAR II:何が変わったのか
長年マイナーチェンジを重ねてきたSUPERSTAR。
ボリューム感のあるシルエットと柔らかな履き心地を実現した"SUPERSTAR II"が、
今、adidasが提案するストリートの主役モデルとして再び注目を集めている。
アッパー:より柔らかく、より速く馴染む
旧SUPERSTAR: やや硬めのフルグレインレザー。独特の「コツコツ感」が特徴だが、馴染むまでに時間がかかった。
SUPERSTAR II: より柔軟でしなやかなレザーを採用。箱から出した瞬間から足に馴染み、ブレイクイン期間が大幅に短縮。長時間の着用でも快適さを維持する。
タン&ヒール:パッド増量で包み込むフィット
旧SUPERSTAR: 薄いタンにミニマルなパッディング。ヒール周りもシンプルな構造。
SUPERSTAR II: タンを厚くパッディングし、甲へのフィット感が向上。ヒール周りのクッションも増量され、かかとの抜け感を軽減。より幅広い足型にフィットする設計に。
アウトソール:ヘリンボーンパターンの継承
1970年代から受け継がれるヘリンボーンパターンのラバーアウトソールは、SUPERSTAR IIでも健在。
トラクションパターンを最適化し、グリップ力と安定性を向上。柔軟性も増し、より自然な足運びが可能に。
変えるべきものは変え、変えてはいけないものは守る。
それがSUPERSTAR IIの設計思想だ。
SUPERSTAR vs SUPERSTAR II
| 部位 | SUPERSTAR | SUPERSTAR II |
|---|---|---|
| アッパー | 硬めのフルグレインレザー | 柔軟なソフトレザー |
| タン | 薄型・ミニマル | 厚めパッディング |
| ヒール | シンプルな構造 | パッド増量・抜け感軽減 |
| トゥボックス | ややタイト | ゆとりのある設計 |
| アウトソール | ヘリンボーンパターン | 最適化ヘリンボーン(柔軟性UP) |
| シェルトゥ | リブ付きラバー | リブ付きラバー(継承) |
Chapter 3 — HOMEGAME EXCLUSIVE
洗練されたモノトーンが印象的な、
adidas Originals SUPERSTAR Ⅱ『HOMEGAME Exclusive』
サッカースパイク「F50 Tunit」に着想を得て、
ポリウレタンコーティングされた床革アッパーを採用。
汚れや擦れに強く、日常使いで劣化しにくい仕様。
ブラック×ホワイトのコントラストで、
シェルトゥ、スリーストライプス、ステッチワーク---
クラシックのディテールがより鮮明に浮かび上がる。
HOMEGAME店舗およびadidas直営店のみの限定展開。
変わったのは、快適さ。変わらないのは、存在感。

